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妊娠・出産 ヴァージニア

アメリカでの妊娠出産②

投稿日:2019年8月10日 更新日:

アメリカ人夫と結婚し、アメリカ移住。そして第一子妊娠!渡米間もなく、英語もままならない中、ゼロから調べ葛藤する日々。今後、アメリカで妊娠出産される方のお役にたてればと思い、私の経験をココにまとめます。参考にしてください。

 

アメリカの妊婦検診について

超音波を受ける

妊娠判定がでると、ドクターからの指示で「超音波」を受けることになりました。

ただ、「受けてこい!」っていうのはどういうことなのか?

アメリカにはいろいろなタイプの病院がありますが、一般的なドクターのオフィスで診療を受ける場合、超音波のような設備は完備されていないので、都度「超音波」や「レントゲン」「心電図」のような大掛かりな検査を専門に扱う施設に自分で行かなければいけません。(大きな総合病院に行けばたまにそこでやってくれるようですが)

血液検査もそう。ドクターのオフィスではやっていないので、血液検査/点滴/献血を専門に扱うラボへ患者自ら出向き、採血を受けます。検査結果は、超音波同様、ドクターへデータ送信されすぐに共有される仕組みになっています。

 

さて。話は超音波へ戻ります。ドクターからの指示で超音波を受けられる施設へ出向き、検査を受けました。その際、事前予約が必要です。またドクターから検査施設に対するOrder票が送られてくるのですが「この患者にこの検査が必要だから受けさせて」という内容で、これがないと検査が受けられません。

 

検査当日

持ち物は、

ID/Insurance Card/SSN + オーダー票をお忘れなく。

膀胱の確認をするので検査30分前までに500mlの水を飲んでくるよう指示がありました。病院到着までの車内が辛かったTT

 

検査内容は、

①腹部から確認 ②膣内から確認する2種類でした。子宮内にお豆さんが2つハッキリと現れ「双子!?」と叫んだのですが、一つは赤ちゃんもう一つは卵黄のうという、赤ちゃんが吸収する栄養分だそうです。検査では、赤ちゃん以外にも子宮や卵巣に異常がないか、子宮内膜の厚さなども調べられました。技師が心拍音を聞かせてくれて「こんなお豆さんなのに命があって生きてるんだなぁ」と主人と2人涙したことを今も覚えています。

 

一通り終わると「このデータを君のドクターに送っておくね」と言われ、終了。

 

2回目の診察

ドクターは先日の超音波結果のデータを既に確認していたようで「おめでとう!母体も胎児も問題ないみたいね」と、挨拶替わりに笑顔で言ってくれました。そして又しても大量の紙を渡される。

内容は、

妊婦検診の今後のスケジュール/妊娠中の過ごし方を注意点/必須ではない検査をするかしないか/おすすめのサプリメント/などなど

 

一つ一つ確認しながら、質問があればその都度ドクターに尋ねる作業を行い、最後にいつものサイン攻め。診療は、心音確認だけでした。

 

妊婦サプリメント (Prenatal vitamins)

アメリカでは、妊娠すると妊婦サプリメントを飲むよう指示されますドクターから貰った書類にもオススメが書いてありましたが、前回の超音波後、夫が買ってくれたサプリメントも良いとの事でしたので、朝夕食後欠かさず飲んでいます。(その後、ビタミンDとカルシウムも不足気味になり、サプリメント追加されました)

 

羊水検査・性別判定

アメリカでは羊水検査をしなくても、99%の確立で染色体や遺伝子の状態が分かる血液検査(=出生前診断/Genetic Screening)があります。母親の血液の中から胎児のDNAを探し出しで異常がないか確認できるというのです!以前から羊水検査のリスクを聞いて、できればやりたくないと思っていたので「是非血液検査でお願いします」とドクターに話しました。メリットは性別まで判別できる点!お陰で早期に性別を知ることができました。科学の進歩、すごいですよね。

 

 

2回目の超音波/Genetic Screening

2回目の超音波検査は前回同様、専用の施設にて。500mlのお水も忘れずに。

前回はお豆さんだったのに、もう人の形になっている!驚きでした。検査では胎児の首の太さや頭の大きさを確認し、異常がなかったので即終了。

次に羊水検査の代わりに受けることにした、スクリーニングテスト。なんと採血した私の血液を専用のペーパーに2,3滴垂らして終了でした。こんな少量で本当に大丈夫かと半信半疑だったけど、数日後検査結果が到着。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 検査結果2-1024x617.jpg です

 診断項目 内容  結果
トリソミー21 ダウン症 異常は検出されなかった
トリソミー18 エドワーズ症候群 異常は検出されなかった
トリソミー13 パトウ症候群 異常は検出されなかった
性別 赤ちゃんの「性別」 女の子
性染色体   異常は検出されなかった

 

血液中の遺伝子で確認をしているので赤ちゃんへの負担も少ないし、信頼度も高い。性別は男の子じゃない限り、超音波だけで確証を得るには少し時間がかかるけど、私は12週目で判明したお陰で、早い段階から準備ができました。

 

里帰り出産か?海外出産か?  →アメリカで妊娠出産③へ

 

 

時系列

2019.01   妊娠検査薬で確認
    産婦人科予約
  6weeks 初診
  7weeks 超音波検査
2019.02 8weeks 妊婦検診 2回目
    血液検査
2019.03 12weeks 超音波検査、出生前診断/Genetic Screening
  14weeks 出生前診断 結果通知

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トミー

関西出身、アメリカ在住のライターです。 三十路を目前に一心発起。安定した職を捨て、韓国へ語学留学。日本へ帰国するも、アメリカ人夫と国際結婚しアメリカへ移住。仕事の都合でアメリカ各地を転々とし、現在はLAで子育て奮闘中! 【アメリカ生活情報、海外での妊娠、出産、育児、国際結婚、外国人夫と日本人妻、海外移住、韓国、韓国語、語学留学、ワーキングホリデー、韓国地元情報、駐在妻】

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プロフィール

ロサンゼルス在住の関西人。

アメリカでのリアルな体験記や生活情報を発信中です。韓国での留学/ワーホリ/駐在妻の経験についても載せています。

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