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妊娠・出産 ロサンゼルス

アメリカで出産しました!

投稿日:2019年10月3日 更新日:

結婚を機にアメリカ移住。そして第一子妊娠!英語もままならない中、赤ちゃんのために妊婦検診に通い、出産準備に奮闘。今回は、遂に出産当日!アメリカで出産予定の方のお役にたてればと思い、私の経験をココにまとめました。参考にしてください。

計画出産(Induction=誘発分娩)

予定日は9月半ばでしたが、産後2週間は日本から両親が手伝いに来てくれることになり、限られた時間をフルに使いきれるよう、両親の到着2日前に出産してしまおうと決心し、ドクターにその旨を伝えました。アメリカは産後すぐに仕事復帰する人も多いのか、誘発分娩する人も多いようです。

無痛分娩(Epidual anesthesia=エピドュラル)

日本では普通分娩、つまり麻酔を使わない分娩が一般的ですよね。アメリカでは、麻酔を使うのが一般的で、どちらかといえば無痛分娩が普通分娩。笑

私も直前までかなり悩みました。多くの人に意見を聞き調べたところ、アメリカでは麻酔科医が常に常駐し熟練度が高いとのこと。また、ココでは無痛が一般的だから、いつも通りやってもらった方がドクターやスタッフも慣れていて安全なのではないか、と考えて麻酔を受ける決心をしました。

無痛分娩サイコーでした。第2子ができたら、また無痛分娩したいです。

入院

持ち物

持参品を使った・使ってないで分別しました。

使った 使ってない
  • 500ml ペットボトル飲料
  • ストロー
  • 歯ブラシ
  • スリッパ
  • 防寒のガウン
  • 靴下
  • バスタオル、ブランケット
  • 産褥ショーツ
  • 赤ちゃん退院用の服

ここからは時系列で(記憶のかぎり)笑

19:40 入院手続き(受付でペーパーワーク)

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は Inked20190910_195501_LI-1012x1024.jpg です この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 20190910_195736-1024x915.jpg です

20:00 入院

入院~出産まで一室内で全て出来る部屋へ案内される。トイレ、シャワー、付添い用の簡易ベッド、赤ちゃんの診察台などがあり、とても広い完全個室。

ドクターと看護師に挨拶し、「分娩について」事前にお願いした「日本語通訳サービス」について説明を受ける。

着替えとトイレを済ませる(どうせ後から何回も行くけど)

ここから、飲食禁止。

20:30 IV(点滴)開始

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は KakaoTalk_20200101_232153771-1024x630.jpg です

陣痛と赤ちゃんの心拍を確認するためのモニターを装着(腰痛ベルトみたい)。以降、お手洗いへいく度は、プラグを外し、垂れ下がったケーブルを肩にひっかけていきます。

促進剤の点滴を開始

病室のテレビでポーカーチャンネルを観はじめる。

22:00頃 破水

ふと寝返りを打った瞬間に、何かがポンッと弾けた感覚。そしてお股のあたりが生ぬるくなる。まさか!と思い、看護助手を呼び見てもらうと、破水していた。

ドクターを呼びに看護助手が一時退席。

22:30 同時通訳サービスをうけてみる

事前に、同時通訳サービス(無料)をお願いしていたので、そのサービスを受けてみることにしました。ipadみたいなタブレットがテーブルに置かれ、誰かに電話。「こんにちわ~」と年配の女性の声が聞こえてきて、横にいるドクターが「バルーンについて」説明をしてくれ、それを電話で通訳してくれたのですが、、私もある程度英語は聞き取れるので、むしろ通訳を介すと時間がかかり面倒くさい。なので、途中でごめんなさい🙇しました。

22:40 バルーン挿入

早速、子宮口にバルーンを挿入しようとしたが、うまくいかない。数回トライしましたがダメでした。ドクターに急患の呼び出しがあったので、後程しきりなおすことに。

0:00 バルーン挿入 再挑戦

ドクターが戻ってきたので再挑戦し、無事成功。

徐々に陣痛を感じ始める。腰がとてつもなく痛くて、強烈な下痢のよう。あまりの痛さに、夫の手に爪痕を残すほど握りしめる。

2:30 バルーン除去

看護師がバルーンの紐を引っ張るとスポンッと抜けた(予想以上に早く子宮口が開いたらしい)

バルーン除去後は、また痛みを感じなくなり、夫と共に仮眠をとる。

数時間後、じわじわと陣痛が戻ってくる。さすがにもう我慢できないとなったので、ナースが麻酔科医を呼びに行く。

4:00 麻酔

フラッと寄ってみた感満載の麻酔科医が登場。

麻酔について説明を受けた後、最後のトイレを済ませる。

ベッドに腰かけ背中をみせ、麻酔をうつための麻酔をチクッとさす。

本番の麻酔をブスッとぶっさす。が、なんか背中に入ってる違和感だけで、他に何も感じない。事前にネットでみた「麻酔が超痛くて」なんて全くナシ!看護師と話している間に全て終了。

数十分後、下半身の感覚が少しずつ弱くなる。

麻酔の点滴はこの中に。限られた人しか麻酔の量を操作できないようになっています。

5:00 尿管カテーテルを通す

超恥ずかしかったけど、これからは歩行もできなくなるので仕方なし。

6:00 ドクター、ナースが交代 引継ぎ

定期的に麻酔科医とナースが様子を確認しにくる以外、何もなし。

麻酔が効いてきたので、陣痛は感じない。

9:00 赤ちゃんの異変

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 20190911_094027-1024x388.jpg です

モニターで、陣痛の度に赤ちゃんの脈拍が弱くなっていると判明

酸素マスク装着

このままずっと弱いままなら帝王切開になるといわれる

(結果、なんとか耐え自然分娩)

11:20 分娩開始(看護助手のみ)

陣痛の痛みは感じないが、生理中の腰が重い感じがしてくる。

看護助手に「両足を開けて、両膝を持て」といわれる(え?自分で抱えるの?超恥ずかしいんですけど。夫と手を握って~とかじゃないの?)

看護助手の「PUSH!!」という声に合わせ、イキむ。

思った以上に早く頭が出てきたようで「STOP!」といわれ、急遽ドクターに電話で呼び出し。

11:40 分娩(産婦人科医)

慌てることもなく、まったりした雰囲気でドクターが入室、もう一人。ぁ、もう一人。え?また二人も?またきた!ぞろぞろ人が入ってきて、合計7名。その度、両膝抱えて、ご開門状態+頭が見えてる状態で「Hello~」とあいさつするはめに。(くそっ 恥ずかしすぎる)

【産婦人科医2名、小児科医1名、麻酔科医1名、看護師、看護助手2名】でした

12:03 出産

ドクターが定位置につき、合図に合わせpushすること3回でスポンッ!

ついに、赤ちゃんが生まれました!!しかも速攻鳴き声を上げる。

まだ血のついたベトベトの状態で胸元に連れてこられ、カンガルーなんちゃたっていうスキンシップをします。生暖かくて、小さな声で鳴く姿に涙ボロボロ。

その間、主人がへその緒を切断。

胎盤もすんなり出てきてたので、ドクターが後処理。

12:20 赤ちゃんのチェック

同席していた小児科医に赤ちゃんを預け、赤ちゃん診察を受ける。

ウィルス感染のないよう、目を保護するジェル状のものを塗るこの画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 20190911_123101-1024x557.jpg です

脚にネームタグと、追跡用GPS装置をつける(アメリカらしい事情)

おくるみを着せて主人の元へ。

 

 


 

この記事を書くにあたって、付き添いしてくれた夫が数分単位で動向をメモしていてくれたのに、最後の最後に「保存」をし忘れて消えてしまうというアクシデントがありました。記憶のかぎり書いていますが、もどかしい。。。。あの時保存さえしていれば、すんなり書いてアップロードできたのにTnT

 

出産後、退院までの様子は後日アップします。

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トミー

関西出身、アメリカ在住のライターです。 三十路を目前に一心発起。安定した職を捨て、韓国へ語学留学。日本へ帰国するも、アメリカ人夫と国際結婚しアメリカへ移住。仕事の都合でアメリカ各地を転々とし、現在はLAで子育て奮闘中! 【アメリカ生活情報、海外での妊娠、出産、育児、国際結婚、外国人夫と日本人妻、海外移住、韓国、韓国語、語学留学、ワーキングホリデー、韓国地元情報、駐在妻】

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