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妊娠・出産 ロサンゼルス

アメリカでの妊娠出産④

投稿日:2019年8月12日 更新日:

アメリカ人夫と結婚し、アメリカ移住。そして第一子妊娠!渡米間もなく、英語もままならない中、ゼロから調べ葛藤する日々。今後、アメリカで妊娠出産される方のお役にたてればと思い、私の経験をココにまとめます。参考にしてください。

 

妊娠4ヵ月目でまさかの引越し

それはある日突然の事でした。夫と外食中に一本の電話が…📞 会話の内容は聞き取れないけれど、夫の表情はみるみる笑顔に。(なぜ?)

電話が終わるなり「再来週からロサンゼルスだ!来週末には引っ越さないと!」というのです。(は?)

エンジニアとして働く夫は、以前から引抜きの話をたくさん頂いてました。その中でも某有名放送局の方からは熱心にお話を頂いていて、今回は「在籍出向」という形で1年間ロサンゼルスのオフィスに来てほしいという事でした。突然ではあったけれども、先方提示の条件も良いし、何より夫のキャリアアップになるので、断る理由もなく、引越しすることに。

 

引越しまでの間に、3度目の妊婦検診がありましたが、今回も異常なし。

親身になってくれたドクターに引越しの話はしずらかったので何も言わず病院を後にしました。後日電話で、引越しすることになったので、今までの診察記録や検査結果を送ってくれるよう依頼し、大量のデータを受け取りました。

 

私の住んでいたバージニア州(ワシントンDC近郊)は、全米でも1位2位を争うほど医療レベルが高い地域。仮に母子に問題が発生しても、良いドクター良い設備があるこの地域で出産するというのが、私とって大きな安心材料だったのですが、引越しが決まった以上あきらめるしかなく。

 

引越しまでの数日間は、それはそれは大変でした。(詳しくは、アメリカ初の引越しにて)妊婦は重い物を運ぶことができないので、荷造りをするまでが私の務めでした。

これから向かうは、暑い暑い西海岸。出産は夏!冬服は全て、バージニアの自宅に置いて置くことにし、夏服の、しかも大きなお腹でも着られる伸縮性のあるものだけに絞りました。主人も同様で春夏服のみを荷造り。悪阻があったので休み休み数日かけて終了。

そして ついに出発の日を迎えました....✈

 

ロサンゼルスで妊婦生活

病院/ドクター探し

ロサンゼルスに引越し、新しいドクターを探しました。

バージニアの時と同様で、加入している保険が適用できる病院/ドクターを探す事から始めます。そこで見つけたのが、新居から20分離れたSan Fernandoにオフィスを構える女医さん。早速予約を取り、診察を受けに行きました。

新たなドクター 妊娠16週

診察前にペーパーワークがあるだろうと予想し、予約時間より20分早くに到着しました。書類を受け取り、ひたすらサインをしていると、受付係のおばちゃんが「あなたが予約したドクターはいないけど」と一言。(え?)

「ホームページに書いてあったし、オフィスもココだったけど」と言うと

「あの人一度だけココへ来たことあるけど、基本はフロリダにいるから。ここにはいないから、今日は別のドクターにしとくけどいい?」と言うのです。

 なんじゃそりゃ~ ̄□ ̄!?!?!?

訳が分からなかったけど、とりあえず誰か見てくれ!!って気持ちだったので

「わかった、一番早く見てくれる人でお願い」と答え、夫とむしゃくしゃしていました。

 

名前を呼ばれ診察室へ通されると、若い女医さん登場。

夫が、バージニアから引っ越してきたと説明、以前通ってたドクターから受取った引継ぎの書類を女医さんに手渡し、一通り中を確認。何も問題ないけど、子宮頸がんの検査(パップテスト)がまだだったようで、今日ここで受ける事になりました。

 

子宮頸がん/パップテスト

急遽受けることになったパップテスト。以前から日本で定期的に受けていたので、どういうものか分かっていました。だから緊張もせず「さぁ~細胞とっていきなさいよ」って感じで構えていたのですが。

突如 激痛が走る!!   「イタタタタタタタタ」

ケンシロウ並みのタタタ連発に、夫は薄っすらと笑みを浮かべていたけど、コッチは激痛!(なんで!)日本では感じたことがない痛み、そして確実に“中で抉られる感触” 半泣きになっていると細胞採取が終わり、今日の妊婦検診は終了。最後に血液検査が残っていたけど、夫は直ぐオフィスへ戻らなければならず、わたし一人でラボへ向かい採血を受けました。想定外の痛み、抉られる気色悪さに気分は完全に萎え、一人Uberに乗り帰宅の途につきました。

 

病院/ドクター探し 2

子宮がん検診のパップテスト以降、数日落ち込んでいた私。。。。

希望していたドクターが居なかった事に加え、検査の痛みまで。どうせ次の検診は一ヵ月あるので、ドクターを変えよう!と、もう一度ドクター探しをすることにしました。

日本人ドクター

ここはロサンゼルス!日本人ドクターがいるのではと思い探してみることに。

しかし今回分かったのは、ロサンゼルスでも南のトーランスへ行けば日本人ドクターがいるが、スタジオシティやロサンゼルス中心部にはいないという事実。リトル東京近辺に日本人名の産婦人科医がいたので問い合わせをしてみたところ、「彼日系人だけど日本語むりよ~」と笑いながら返され、おまけに、リトル東京近辺に行こうものなら、絶対渋滞に巻き込まれるから嫌!と夫が却下。

 

医療通訳

とはいえ、日本人が多く住むロサンゼルス。個人的に病院への付き添い、通訳をしてくれるサービスがあります。職場が変わり毎度通院に付添うのが難しくなった夫に代わり、日本人女性の通訳さんが傍にいてくれたら心強い!と思って調べてみたところ、意外と高い!サービス料通訳の移動費用時間制追加料金、私の通院費(Uber)を毎度毎度払うと考えると、決して安くないToT

 

大都会ロサンゼルス、もう少し粘って病院探しを続けることにしました。

 

新たなドクター2 妊娠20週

次に見つけたのが、Cedars Sinai(シーダーズサイナイ)病院のDr.beenさん。ビ~ン…笑 詳しく調べてみると以下の情報が。。。

①加入中の保険が適用される

②事前に連絡すれば、医療通訳を手配してくれる(保険適用で無料)

③家から40分程度の距離(渋滞すると1時間)

④LA在住の日本人もここを利用している人が多い

⑤ビバリーヒルズにある総合病院で、医療レベルも申し分なし

 

渋滞したら1時間という点は若干不安だけど、ぶっちゃけ通勤帰宅時間のLAはどこも混むんですよね。これだけはどうしようもない^^;

 

次の妊婦検診が迫っていたので、とにかく予約し診てもらいに行きました。

Dr.Beenは若い女医さん。前回のトラウマで若干医者嫌いになりつつあったのですが、Beenさんは結構親切に対応してくれ、印象よし。この日が妊娠20週だったので「うちの専門施設でAnatomy ultrasoundを受けてきてね」と指示されました。

 

超音波検査/Anatomy ultrasound 妊娠21週

Dr.beenの指示で、CEDARS-SINAI MEDICAL CENTER(シーダーズサイナイ・メディカルセンター)でのAnatomy ultrasoundを受けに行きました。これは、妊娠15~20週の間にうける出生前診断のことで、より詳細に診る超音波検査です。所要時間は2時間程度。

  • 遺伝子以上や先天性欠損がないかを確認
  • 胎児の主要臓器を全て確認(心臓の心室、静脈流動脈流)
  • 胎盤が正しい位置に来ているか
  • 羊水量の確認
  • 性別の確認

技師のおばちゃんが1時間以上かけて各所を撮影し、最後にドクターが登場。撮影した画面すべてをチェックし「異常なし」とのお言葉をいただき終了。

 

2時間もあると、お腹の中で動く姿もバッチリ見ることができます。私は毎日胎動を感じていたから想像できたど、夫は”動く娘”をみたのが初めてで、終始「お!動いた、あ!」と横で声を上げた挙句、お土産にもらった3D写真を嬉しそうに握りしめ「会社のデスクに貼っていい?」と聞く夫。可愛すぎて笑いが止まりませんでした。

 

5回目の妊婦検診にいくはずが… →アメリカで妊娠出産⑤へ

 

 

時系列
2019.01   妊娠検査薬で確認
    産婦人科予約
  6weeks 初診
  7weeks 超音波検査
2019.02 8weeks 妊婦検診 2回目
    血液検査
2019.03 12weeks 超音波検査、出生前診断/Genetic Screening
  14weeks 出生前診断 結果通知
    LAへ引越し!?
2019.04 16weeks 妊婦検診 3回目(San Fernando)
    パップテスト
2019.05 20weeks 妊婦検診 4回目(Cedars Sainai, Dr.been)
  21weeks Anatomy ultrasound
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トミー

関西出身、アメリカ在住のライターです。 三十路を目前に一心発起。安定した職を捨て、韓国へ語学留学。日本へ帰国するも、アメリカ人夫と国際結婚しアメリカへ移住。仕事の都合でアメリカ各地を転々とし、現在はLAで子育て奮闘中! 【アメリカ生活情報、海外での妊娠、出産、育児、国際結婚、外国人夫と日本人妻、海外移住、韓国、韓国語、語学留学、ワーキングホリデー、韓国地元情報、駐在妻】

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