2015年 ワーキングホリデーVISAで渡韓し、民間語学学校で1ヶ月勉強した後、ソウル大の語学堂に入る。渡韓までの過程や韓国語留学についてシェアしたいと思います。
※2015年の情報です
ソウル大学って?
ソウル大学(正式=ソウル大学校)は、みなさんご存じの国立大、日本でいう東大。韓国に興味はなくても、誰もが効いたある学校ですね。
場所
ソウル市冠岳区(クァナック)にあり、地下鉄2号線「ソウル大学校入口駅」または「シンリム駅」からソウル大行きのバスに乗車します。山にあるキャンパスなので移動も大変と思いきや、路線バスが敷地内も巡回しているので、駅から目的の建物までそのまま行けちゃいます。
言語教育院について(語学堂)
え~日本語のPAGEできてるやん!(当時はTOPだけ日本語ページがあって、その先は韓国語か英語しかなかったし、日本語も文字化けとか酷かった、笑)
さて、ソウル大学の語学堂は言語教育院と呼ばれています。正規過程を始め、複数のコースがありますが、入学志願、授業料の支払い方法、宿舎の申し込み、個人の成績など、全てこのページを通して行われますので、必ずチェックしてください。
各コースの詳細はこのように記載されており、出願方法も全て載っています。
その通りにすれば、何一つ問題ありませんので、安心して下さい!!
出願書類は変わりないですね。当然ですが全てファイルをオンラインで出します。
- 研修計画書
- 履歴書
- 最終学歴の成績証明書
- 〃 の卒業証明書
- 銀行の残高証明書 9000ドル以上
私は1と2を韓国語で書きましたが、言語によって合否にかかわる事ではないのでご安心を。審査基準がなにかは分かりませんが、ALL日本語で書いた友人も受かったので「私、問題ないです。一般人です」って証明できれば十分だと思います。
正規過程の授業
一番学生が多いのは、正規過程の午前クラス。1級から6級まで、6クラスづつはあり、1クラスに15人程度いたので500人程度はいたのではないでしょうか。これも正規過程のみ。他のコースも加えると、学生数は相当多いはず。
事前のレベルチェックでクラス分けをしていますが、授業初日に「あ、無理だ」と思えば、1級落としたクラスに変えてもらえるようです。(実際うちのクラスにいました)
国籍
やはり中国人が一番多かった!その次に、インドネシア・マレーシア・香港、台湾・日本・欧米という割合だったかな。ちなみに東大と慶応が姉妹校なので、交換留学生がチラホラ。
年齢
中国、東南アジアの生徒は、韓国の大学・大学院進学を目指しているコが多くて(18~25くらい)、日本は大卒が多かったし、欧米もそんな感じでした。
教師陣
1クラスに3人の担当教師がいて、曜日ごとに替わります。1人は相性がいい先生がいるはず!私も分からないことがあれば、合う先生によく質問していました。私も日本語教師の経験があるので分かりますが、先生も国立大ソウル大で働くため厳しい試験をパスして教壇にたっています。民間学校とは違い大学の教師は経験も必要なので、ある意味尊敬の目で見ていました。
教科書、ワークブック
これショックなんですが、教科書 変わりました! 昔は教科書の下に英語で説明書きがあったのですが、どうやら今は違うみたい。日本語verとかあるんかな。どう変わったのか見てみたい。 ちなみに、これは入学時にもらった3級の本 |
プレゼン、中間期末試験
定期的にプレゼンテーション試験、中間試験、期末試験があります。学期始まりの最初の日に、今学期のスケジュールが配布されますが、すでにそこに〇月〇日 試験!とシッカリ書いてあります。
プレゼンは、事前に出された課題についてパワーポイントを準備して発表します。級によっては、ショートコント…もとい、寸劇を演じることもあるよう。
中間期末試験は2日間あります。初日に「リスニング、リーディング、ライティング」俗にいう筆記試験。2日目は「スピーキング」です。スピーキングは事前に試験時間を決め、自分の受験時間に合わせ登校します。
試験結果は、早くて当日の夜~4日以内に言語教育院のHPで発表されます。(各項目の点数と、合計点)
レクリエーション
「文化体験」という形で、料理をしたり、ミュージカルをみたり、ソウル大学の学生による韓国古典音楽の演奏だったり。
キャンパスライフ
ぶっちゃけソウル大でステキおしゃれなキャンパスライフを夢見るのはやめましょう☝
校舎
なんてったって国立大学、無駄な金はかけません!笑 私たちが使う校舎はオンボロ。1つはエレベーター付きですが、もう1つはエレベーター無しで4階まで駆け上がります。極めつけは、暖房が効かないこと。私は冬学期がら入学しましたが、設定温度が建物内一律で設定されているのか、温度が一向に上がらず、みんなゴワゴワのダウン+裏起毛レギンス+ブーツ+象印の魔法瓶で授業を受けました。今、思えばホント笑える!!hahaha
食堂、レストラン、カフェ
食堂は安いです!日替わりで2500ウォン(=250円)量もある。ソウル大はとにかく敷地の高低差が大きく、建物の行き来が難しい。そのためアチラコチラに学食があります。ちなみに、農学部の学食が一番美味しいをいう噂がありました。笑
ただし!延世や梨花に比べると、圧倒的に食堂、カフェ、レストランが不足しています。空いた時間を友達とコーヒー飲みながら♪今日ランチ何食べる?♪なんて考える楽しみはありません。列に並ぶ面倒さが勝ります。ハハハ
学校周辺
ソウル大学周辺には、延世・梨大・弘大のように、大学から徒歩圏内に学生達がたむろする施設がありません!地下鉄2号線「ソウル大入口駅」まで行けば、「シャロスキル」という謎の飲食街がありますが、他エリアほどの盛り上がりはなく、反対に「新林駅」方面に行ってもお店はあるものの”学生街”という雰囲気ではありません。チェーン店のカフェがあったり、そんなもん。
誘惑に負けそうな人、、、ここなら誘惑はありません。
勉強に集中しましょう。って感じ。笑
はいっ!ここまでソウル大学についてでした。
ちょっと古い2015~2016年の情報ですが、お役にたてば幸いです^^
次に、韓国ワーキングホリデービザについて紹介予定です。
トミー
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