原付ペーパーを貫いていた私も、遂に、アメリカ移住を機に運転免許をとりました！私はバージニア州で取ったので、他の州とは若干違うかもしれませんが、その時の情報をここでシェアするので、参考にしてください。
※2018年12月の情報です
実技試験にむけて
筆記試験に合格すると、いよいよ実技試験です。
実技試験を受ける条件は、
- 筆記試験に合格していること
- 筆記試験合格から、1ヵ月以上経過していること
- 試験車は自分で確保し、車の登録証・車の保険書の提示すること
では早速、準備についてお話したいと思います。
試験車の手配
アメリカのDMVで実技試験を受けるとき、当日使用する車は自分で用意しなければいけません。私の場合、同居する家族の車を使用したので問題なし。
駐在員や留学生は、この点で苦労するんじゃないかな～と思います。知人の車を借りたりするようですが、ドライビングスクールでレッスンを受けたら、試験当日の車も貸してくれるみたい。
必要書類
- 仮免許証
- SSN,グリーンカード,パスポートなどの身分証
- 試験に使う車の登録証&保険加入証
- 試験の申請書
実技試験の予約をする
実技試験は、事前に予約が必須！飛び込みでは受けられません。
予約の方法は、ＤＭＶへ出向き窓口で予約・電話で予約 の２つ。(バージニア州では、ネット予約はできませんでした)
ＤＭＶへ出向く方法では、予約を取るだけで数時間も待たされてしまうので、電話で予約をすることに。この電話もなかなか繋がらない！ポイントは、DMVが営業開始する8時～9時にかけること！(私は5分くらいで繋がった）午後なんかにかけると、保留音がず～とず～と鳴り響き一向に繋がりません！
電話が繋がり「運転の実技試験の予約をしたい」と伝えると、名前 生年月日 仮免発行日を聞かれます。すると「○月○日 ○時～」と空いてる日を教えてくれるので、自分のスケジュールに合う日を選択し予約完了。
運転の練習開始
アメリカの凄いところって、筆記さえ受かっていれば同乗者アリで公道を走れちゃうところ。ホント怖い。とは言え、エンジンもかけた事ない人が、速攻外にでることは ほとんどないと思うけど。
さっそく練習開始🚗
私は夫に教官役を頼みました！(そのせいで何回険悪ムードになったか…笑)
- まずは各名称を確認。日本で横文字使うから、世界共通って思ってたのに、アメリカでは違うって事あるので、ちゃんと確認しました。
- 近所の教会や学校の駐車場など人気のない所で。電源ON/OFF、エンジン始動、ギアチェンジ、アクセル、ブレーキ、バック、パーキングを何回も繰り返す。
- 交通量の少ない公道で。車線変更、Uターンを練習。
- 公道 ハイウェイを走る
日本人だからか、バックで駐車は簡単なのに、フロントから突っ込むのが上手くいかない。アメリカ人夫には「なにが難しいのか理解出来ない！」とまで言われ、(この地に私の気持ちを理解してくれる人なんかいないのね😢)なんて涙目になりながら、鬼教官の元で練習に耐えつづけました。
実はドライビングスクールで習う方法もあります。料金は発生しますが、試験予約や当日もDMVまで連れて行ってくれるなどサービスが様々なので、興味のある人は調べてみて。
実技試験を受ける
私が試験を受けたのは、
Virginia DMV Fairfax / Westfields Customer Service Center
試験当日は、自分が手配した車でDMVへ向かいます。この段階ではまだ仮免(パーミット）なので、運転免許保有の同乗者が必須。たしか受付で、今日誰と来たの？って聞かれた。
1回目のDMV
お恥ずかしい話ですが、実技試験を受けるため2回もDMVへ行きました(´;ω;`)
予約時間に合わせDMVの受付を済まし、ロビーで待つこと30分。カウンターで書類の確認や写真撮影も済ませたところで、オバチャンが
「あ！あんた今日試験むりじゃない」
「え！何で！予約したし書類もあるやん！」
「筆記試験終わって1ヶ月経ってないわよ」
「は？」 慌てて日付を見る・・・
ぁ、3日足りない….
予約の電話した時、仮免発行日=筆記合格日を伝えたから、テッキリ1ヶ月以上先の日程で提示してくれてるとおもってたTOT なぜ日付を確認しなかった！なんと愚かな！後悔は尽きず。この日は友人にワザワザ時間つくって付き添ってもらってたのに、試験も受けずじまいとは、申し訳なさすぎで その場でハラキリしたい気分。。
仕方なく次の予約(確実に仮免発行から1ヶ月以上)をとり直し出直すことに。
2回目のDMV
前回の超情けない失敗。この日も友人に付き添ってもらったので、絶対絶対受かって帰る👊という気持ちでDMVへ。(道中かなりイジられた、ﾊﾊﾊ)
受付で予約時間を伝え、ロビーで待つこと数十分。予約時間になっても呼ばれないので、友人がカウンターのおばちゃんに何分待たせんねん！と文句言ったら、「あっ 今からするわ」と悪気もなさそうに手招き✋(おぃおぃ必要書類を提出し、視力検査、写真撮影、受験料支払い完了。普通のIDかREAL ID、どちらで作るか聞かれるのでREAL IDを選択。
事務手続きが完了すると、蛍光緑のジャケットを身にまとったコワモテのおばちゃんが裏から現れ=試験官、なんかの書類にサインを求められました。そして二人で駐車場の車へ移動。
(ここで友人とは別れ一人試験にのぞむ)
ココからは実際の試験内容↓
【エンジン始動前の動作確認・試験間は車の後方で待機】
- 私だけ運転席に乗り込み、シートベルト装着、電源ON、窓を全開
- 左右ウィンカー点灯、消灯
- ブレーキ踏む、離す
- ブレーキを踏んだまま、ギアをR、Pに戻す
- ヘッドライト点灯、ハイビーム、ヘッドライト消灯
- 左右ウィンカー点灯、消灯
- クラクション
- ワイパー
※エンジン始動前は、試験官が車の外から指示がありますので、それに従います。無事に確認が終わったら試験官が助手席に乗り込み、エンジンをかけろと言います。それまで絶対エンジンかけないで。
※もし車に問題があると言われると即終了。
【運転スキル・試験官は助手席】
ここでサプライズ！試験官が助手席に座るないなや突如「ヒーター」と叫んだ。(え!?そんなん項目にあったっけ😱)一瞬アタマ真っ白になりましたが、なんとかヒーターON。試験官、ただ寒かっただけ。
- エンジンONと言われ、エンジン始動
- 駐車場をでる(STOPサインでは必ず3秒停止、ワザと123と声にだした)
- 試験官の指示するルートを走行(標識、速度厳守。たまに今なんマイル？)と聞かれる
- 無事DMVまで戻り駐車場
※駐車場から公道にでるので道路標識、速度に注意し、試験官の指示するルートを走行。
※もし不合格と判断されれば、その場で言われ即Uターンを指示される。
無事DMVまで戻るが車を降りても何も言わない試験官。表情もかたいし まさか落ちたのかな～と不安な私。。試験官とDMVの建物に入ると、数分後 名前を呼ばれ、そこでPASSしたと分かりました。
表情がかたかったのは、私が試験官の指示をずっと復唱してたからで、結構ゥザかったらしい。笑
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そして、 臨時の免許証(ペラペラの紙)が発行され、無事に運転免許をゲットしたわけです。免許証(原本)は後日郵送されました。 |
合格のススメ
実技試験に向けて、車の動作確認 ドライビングスキル を練習することは絶対絶対必要。それプラス、下見をオススメします。
DMVへ行くと、「実技試験受験者専用」の駐車場スペースがあります。そこが見える位置に車を止め、実際に試験の様子をうかがうことができます。
試験官によって内容はまちまちだけど、基本的な流れが把握できるので、当日の安心材料になりますょ。
それと走行コースも事前に分かっていれば、速度や標識も予習できるので慌てることもない！
これは事前の下見で分かった、実技試験の標準コース
これは私が実際に走行したコース
SULLY STATIONの交差点で左折し、すぐに右に車線変更しないとハイウェイの入り口に入り損ねるので、そこだけ心配してたけど、実際はハイウェイまで行かずに済んで超ラッキー☆彡
以上、アメリカで運転免許をとる（実技編）でした。
参考になれば幸いです。
トミー
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