赤ちゃんを出産した際、無料で電動搾乳機をGETしました。こいつがかなりの優れもの!どうして無料なのか、使用レビューをシェアします。
なぜ無料?
アメリカでは、国全体で子育てに対するサポートが手厚いです。周りの理解も広く、例えばパパの育児休暇が取りやすいし、私の住むカリフォルニア州では3ヵ月育休を取るパパさんもいます。逆に、産後数週間で仕事復帰するママもいますが、搾乳のための休憩時間もしっかり保障されています。
そして、アメリカの健康保険に加入していると、無料で搾乳機がもらえちゃうんです。
もちろん申請が必要なので、少し面倒ではありますが、子供ができるとアレコレと出費がかさむので、タダでもらえるなら何でもありがたいです。
申請
すべて夫が手続きしてくれたので、私の記憶から漏れているかもしれませんが、
- 申請者)保険会社のHPで問い合わせ、希望の搾乳機を選択
- 保険会社)該当の病院へ申請者情報の問い合わせ
- 病院)医療品会社および保険会社へ書類送付
- 保険会社)医療品会社へ搾乳機配送手配
- 医療品会社)申請者へ搾乳機を発送
という流れでした。
届きました!
実際に届いたのが、コチラです。
Spectra S2 Plus Electric Breast Pump Hospital Strength
(スペクトル S2 プラス)
搾乳機本体、ボトル5本、携帯用バッグ、保冷剤 のセットです。
自腹で購入すると、$160相当。これがまさかのタダ!
また、産後も定期的にボトル・搾乳パーツ・チューブなどの交換キットが自宅に送られてきます。もちろんタダ!
感想
搾乳機の機能は、強弱と搾乳間隔を操作でき、自分にあった強さに設定できます。日本で有名なメ●ラ製を使ったことがないので、比較は難しいのですが、スペクトルも十分に、いや、かなり優れているといえます。手動では出にくかった乳腺も、電動の微振動でよく出るようになりました。母乳量も目に見えて増えました。音も静かで、寝ている赤ちゃんの隣で搾乳も可能。
毎日使うものだから劣化も早いのですが、今も定期的にタダで交換キットが届くので、いつも清潔に安全なものを使用でき、赤ちゃんの口に入るものを守ることができます。
こういうものが保険でカバーされている面をみると、アメリカは子育てに協力的な国だなと思う一方、高齢化の進む日本でこのようなシステムはないものか?と思ったりします。「搾乳機・粉ミルク・オムツ」が保険カバーで安くなったり、サンプルが送られてきたりすると、どれだけ助かるか。
日本が、他国から学ぶことはまだまだたくさんありそうです。
トミー
最新記事 by トミー (全て見る)
- これも癇癪(かんしゃく)なのか - 2020年9月22日
- おうちで Port’s bakery のパンを焼いてみた - 2020年5月20日
- 赤ちゃんのアレルギー予防「READY SET FOOD」 - 2020年3月26日