アメリカは車社会。運転免許証がID(身分証)だし、買い物したら袋が重すぎて車なしに持って帰れないし、正直、NYみたいな大都会のど真ん中で住んでない限り、車なしに生きていけないんです、この国。(ずっとUber使うなら話は違うけど)
で。原付ペーパーを貫いていた私も、遂に、アメリカ移住を機に運転免許をとりました!私はバージニア州で取ったので、他の州とは若干違うかもしれませんが、その時の情報をここでシェアするので、参考にしてください。
※2018年12月の情報です
アメリカ 運転免許取得の特徴
アメリカで運転免許取得して思うのは、「早い、安い、嫌DMV」この3点。
具体的には、
- 筆記試験、実技試験
- 自動車教習所がない(あるにはあるがほどんど利用しない)
- 筆記に合格すれば、運転できる(免許所有の同乗者が必須)
- 免許取得にかかる費用が安い
- 実技の車は自分で手配
- DMVでの手続きにイライラする
管轄のDMVサイトを確認
DMV(Department of Motor Vehicles)とは、州が運営する交通局。日本で言う運転免許センターみたいなもんで、運転免許登録/更新・車の登録などを取り扱いっています。アメリカで運転免許証を取得する時、必ず足を踏み入れなけれる場所です。
私はバージニア州在住なので、「virginia DMV」で検索し下記サイトで、免許取得について確認しました。
あとは、日本大使館のHPにも運転免許について書いてあるので、一度目をとおしてください。
必要書類
まずは、書類をそろえることから。
- SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)
- パスポート
- グリーンカード
- 住所証明(Massachusetts Residency)となるもの
注意1)SSNは、アメリカ入国1ヵ月後に自宅に郵送されるので、それまでは申請できない!という事になります。
注意2)移民VISAの場合です、留学ビザは違うかも。
注意3)住所証明は、公共料金の請求書・銀行からの郵便物、家賃の支払い明細・アパートの契約書などです。何がOKでNGか自分では判断せず、とりあえず、名前と住所が載ってるもの全部持っていきました。
筆記試験の勉強を始める
SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が届くまで、どうしようもないので、DMVのHPで筆記試験の勉強をはじめました。
筆記試験を受ける
必要書類が揃い、試験勉強も一通り済んだら、いざ出陣です。
DMVへ出向き(ヴァージニア州は予約不要)、必要書類を提出します。視力検査、写真撮影、受験料支払いが完了すると、専用PCで筆記試験を受けます。
試験終了と同時に合否が画面に表示され、「仮免許」(Learner’s Permit)を受け取ります。その日はペラペラの紙ですが、数日後にちゃんとしたカードで届きます。ID(身分証)として使えるし、条件付きで運転も可能。
詳細は、→ 筆記試験についてはコチラで紹介しています
実技試験の予約
筆記試験に合格すると、実技試験です。実技試験を受ける条件は、
- 筆記試験に合格していること
- 筆記試験合格から、1ヵ月以上経過していること
- 試験車は自分で確保し、車の登録証・車の保険書の提示すること
運転免許の実技試験は、事前に予約が必須です。飛び込みでは受けてもらえません。上記の条件が整う見込みがあれば、まずは予約を取ります。
予約の方法は、DMVへ出向き窓口で予約・電話で予約 の2つ。(ネット予約はありません)
DMVへ出向く方法では、予約を取るだけで数時間も待たされてしまいますので、電話で予約をオススメします。
試験車の手配
私の場合、同居している姑の車を借りたので、即解決。
留学や駐在の方だと、レンタカーや知人の車を借りて受ける場合が多いよう。
運転の練習開始
日本では、教習所に通って、教官の指示のもと運転の練習、そして公道を走行という流れだと思います。アメリカは、ここが大違いです。
私の場合は、夫や友人に教官役をお願い。練習場所は、私道>駐車場>人気のない公道>ハイウェイ の順に拡大していきました。
一方、ドライビングスクールで習う方法もあります。試験予約や当日もDMVまで連れて行ってくれるなどサービスが様々。
必要書類
- 仮免許証
- SSN,グリーンカード,パスポートなどの身分証
- 試験に使う車の登録証
- 試験に使う車の保険加入証
実技試験を受ける
試験当日は、自分が手配した車でDMVへ向かいます。この段階ではまだ仮免(パーミット)なので、運転免許保有の同乗者が必須です。
カウンターで予約時間を伝え、必要書類を提出します。まもなくして、視力検査、写真撮影、受験料支払いを行い、名前が呼ばれるまで待合室で待機。
試験内容は、エンジン始動前の動作確認と運転スキル。
エンジン始動前は、試験官が車の外から指示がありますので、それに従います。無事に確認が終わったら試験官が助手席に乗り込み、エンジンをかけろと言います。※もし車に問題があると言われると即終了ですので、事前に車のランプが切れていないか確認しておきましょう。
エンジン始動後は、駐車場から出て 公道を走ります。道路標識、速度に注意し、試験官の指示するルートを走行します。
※もし不合格と判断されれば、その場で言われ即Uターンを指示されますので、無事DMVまで戻ってきて、特に何も言われなかったら合格と考えていいと思います。
試験官と一緒にDMVの建物に入ると、数分後 名前を呼ばれ、臨時の免許証(ペラペラの紙)が発行されます。免許証(原本)は後日郵送されます。
詳細は、→ 実技試験についてはコチラで紹介しています
おめでとうございます。これで無事アメリカでの運転免許証をGETです!!ここまで大まかな流れをシェアしました。各州、もしくは試験官によって色々変わるのがアメリカ🇺🇸 全くこの通りにはならない事はご承知おきください。
当時の詳細は別途用意しましたので、気になる方はコチラをどうぞ。
トミー
最新記事 by トミー (全て見る)
- これも癇癪(かんしゃく)なのか - 2020年9月22日
- おうちで Port’s bakery のパンを焼いてみた - 2020年5月20日
- 赤ちゃんのアレルギー予防「READY SET FOOD」 - 2020年3月26日