【アメリカ】多くない!?赤ちゃんの予防接種

アメリカで出産し、育児真っ最中。定期健診でほぼ毎度打つ予防接種についてシェアしたいと思います。

予防接種のスケジュール

まず！アメリカでは疾病管理予防センター(CDC)が推奨するスケジュールを元に、ワクチン接種をしていきます。生まれた日から2歳ごろまでに、一通りの接種を終えて、その後は、6才までに複数回接種の残った分をするという流れ。

以下は、最初の小児検診で病院から貰った予防接種のスケジュール表です。

予防接種の種類

日本よりも予防接種の量が多いと思います。

書いてあるのを訳すとこんな感じ。

予防接種の管理

　日本で出産した場合、母子手帳に予防接種の接種状況を記入していき管理していきますが、日本では母子手帳がないので、保護者がちゃんと管理していかなければいけません。私の場合は、小児科でスマホ大のカードをもらい、そこに接種日を書き込んでいます。（薄いペラペラの紙だから失くしちゃいそう^^;）

日本との違い

1. 出産翌日にB型肝炎(1回目)のワクチンを打ちました。「早くない？」って思ったのですが、アメリカではこれが一般的だそう。
2. 日本脳炎、BCGがありません。
3. 定期接種の種類が多すぎ。移民の多いアメリカでは、子供を守るためにできる限りの予防策をとる！という感じ。
4. 任意接種は、インフルエンザや稀な伝染病ワクチンだけ？

接種方法

アメリカでは赤ちゃんの脚に注射を打っています。複数ある時は、左右1本づつブスッ！っと。日本でも脚なのでしょか？

飲むタイプのものもあります。ドクターが少しづつ口の中に入れていました。（なんのワクチンか分かりません）

注射後は、まさかのバンドエイド。しかも粘着力強め。だから毎度、はがす度に痛い痛いと赤ちゃん号泣TOT

ワクチン忌避

Netflixオリジナルの「pandemic」でも取り上げられましたが、アメリカでも、”ワクチン接種反対派“の方がいます。人間が本来もっている免疫力で打ち勝つことができるので、人工的につくられたワクチンを体内に入れる方が体によくないし、ワクチン接種によって後遺症が発生するのなら、自分の子供にもワクチンは受けさせたくない！という考え方。

私は、もちろんワクチン接種受けませますけどね。

子どもだけじゃない

私は31歳でアメリカへ移住しました。移住にあたっては、入国前に複数のワクチン接種が義務付けられていますので、私も母子手帳を持参し、足りない分を打ってもらいました。大人になってからの予防接種といえば、インフルエンザくらいしかしてないので、久々に筋肉注射にビビり、そんでもって2日後には発熱。自分でも笑っちゃいました。

それから、赤ちゃんの定期健診に行くと必ず「ご両親はインフルエンザ打ちましたか？」と聞かれます。赤ちゃんのためにも両親がまずはインフルエンザにならないよう対策をしっかりたてることが大切だと、小児科では親への指導もしっかり行われます。（もちろん私たちも打ちました。主人は翌日発熱、笑）

まとめ

アメリカは「移民の国」　今回の新型コロナでも、アメリカは断固とした対応で「過去2週間の中国滞在歴がある人は入国拒否」としているし、こうでもしないと、この大きな国を他国の伝染病から守り切れないのだと思います。

「移住したけりゃ、ワクチン受けてから来い」と言われた時は正直、面倒くさいな～と思ったけど、実際こどもを持つと、こうしたアメリカ政府の対応によって、海外の伝染病から守ってくれているんだと、とても安心します。

BCGと日本脳炎には、日本に一時帰国した際に受けさせるか、少し考えてみようと思っています。

以上、　アメリカの予防接種についてでした～(@^^)/~~~

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トミー

関西出身、アメリカ在住のライターです。 三十路を目前に一心発起。安定した職を捨て、韓国へ語学留学。日本へ帰国するも、アメリカ人夫と国際結婚しアメリカへ移住。仕事の都合でアメリカ各地を転々とし、現在はLAで子育て奮闘中！ 【アメリカ生活情報、海外での妊娠、出産、育児、国際結婚、外国人夫と日本人妻、海外移住、韓国、韓国語、語学留学、ワーキングホリデー、韓国地元情報、駐在妻】

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