2015年 ワーキングホリデーVISAで渡韓し、民間語学学校で1ヶ月勉強した後、ソウル大の語学堂に入る。渡韓までの過程や韓国語留学についてシェアしたいと思います。
※2015年の情報です
言語はツール
元々は、英語やフランス語に関心がありました。でも、学校教育で何年も英語を勉強しても身につかず、大学の第２外国語でフランス語を選択し再スタートをきるも、どストレートなフランス人に「ＹＯＵセンス無いよ」と言われ撃沈。
某大手企業に就職すると、帰国子女や２,３カ国語を操る人がゴロゴロ。私の配属先では日本語ONLYで問題はなかったけれど、マルチリンガル達を見るうちに「言語は目的ではなく、あくまでツール(道具)」なんだという事を感じるようになりました。
今まで私は外国語習得が目的だったから、スランプに陥ると勉強が楽しくなくて長続きしない、というサイクルだったけど、目的を言語の先に置くことで変わるのではないか？と、ようやく気付くことができたんです。
目的さがし
言語習得はあくまで通過点。じゃぁ私は何がしたいのか？と目的を考えるようになりました。そんなある日、YOUTUBEで「미녀들의 수다 ／美女たちのおしゃべり」（通称:미수다／ミスダ)という韓国のトークショーを発見。
미수다は、韓国在住の外国人女性が集まって各国の文化と韓国について話す番組で、その後問題があって打ち切りになっちゃったけど、多国籍の外国人が訛った韓国語でディスカッションする姿に「英語じゃなくてもいいのか！」と衝撃を受けたし、自国について語る美女たちに強いあこがれを持ちました。
私自身が冬ソナ世代で、何年間も韓国ドラマを見てきたのに、なんで言語の勉強をしようとしなかったんだ？と思ったのも、この時。言語さえ分かればDVDが出るのを待たなくても、ネット配信で最新のドラマを見られるやん！って思ったわけです。
目的が若干不純な気もするけど、理由はどうであれ”好きな事＝目的”にしたのは正解でした。
韓国語を独学する
早速、書店で韓国語の本を１冊購入。
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CD付きだから発音も分かるし、解説も丁寧なのでとても良い教材でした。 |
１ヵ月半くらいで初級Ⅰが終わり、初級Ⅱに突入。この頃になると、覚えた単語がドラマの中にチラホラでてくるようになりました。初級Ⅱが終わったころ、スランプに陥らずここまで続けられたから、韓国語はイケるかもしれない！と思うようになり、せっかくなら試験も受けちゃえ！と韓国語能力試験(TOPIK)に挑戦することに。そこで試験対策本を購入。これが良かった！
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辞書替わりにできる 単語、文法、熟語が整理されている とりあえず練習問題も解いているうちに、よく出る単語はすぐ覚えられた 表紙がボロボロになるまでやりました！笑 |
当時のTOPIKは、初級＜中級＜上級とあり、点数で〇級と判断されるシステム。その後、中国人の不正受験が問題になって、受験票に顔写真が必須になったり、TOPIKⅠ＜TOPIKⅡに変わったりしたようですが。。。
４級に合格した頃は、独学を初めて２年弱くらい。
次のステップへ
順調に進んでいた独学だったけど、いざソウル旅行へ行くと知ってるはずの単語が口から出てこない！という事が起こります。もどかしくて仕方なかった。４級まで行けば旅行レベルの会話はできるはずなのに。またスランプなのか？ここで止まりたくない！という気持ちがジわる。
そこで、友人や当時の彼に相談。
偶然にも全員２ヶ国語以上操るツワモノで、みんな答えは「アウトプットが必要」だという事でした。そうか、アウトプットか…数日悩んだ末、私の出した答えは韓国留学でした。
もちろん家族は猛反対！
- 安定した職があるのに勿体ない!?
- よりによってなんで韓国なん!?
- 英語や中国語がもっと役にたつのに!!
毎日耳にタコ、イカ、クジラができるくらい、かなりブツブツ言われました。
でも、この時点で気持ちは決まってました。今まで何かを最後までやり遂げたことがなかったし、会社では外国語が話せないという劣等感。韓国語は相性がいいみたいだし、もし、ここで頑張れば、語学だけじゃなくて、何かをやりきったと胸をはって生きるキッカケ、もしくは自信になるんじゃないか？と考えたからです。年齢が28で、30までに!という気持ちも強かったと思います。
トミー
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