アメリカでの妊娠出産⑥

アメリカ人夫と結婚し、アメリカ移住。そして第一子妊娠！渡米間もなく、英語もままならない中、ゼロから調べ葛藤する日々。今後、アメリカで妊娠出産される方のお役にたてればと思い、私の経験をココにまとめます。参考にしてください。

ロサンゼルスで妊婦生活

妊婦検診　妊娠31週

いつも通りcheckin、尿検査を済ませて診察室にてDr.Matthewを待つ。何も問題がなかったのでパパッと終了。

白斑/乳口炎で激痛　妊娠32週

前回の妊婦検診から2日後、左の乳頭に白ニキビのようなものができました。ググったところ「白斑」であると判明。普通授乳が始まってから白斑ができる人が多いのですが、まれに出産前からできる人がいるらしい（そのうちの一人が私だった。ﾁ~ﾝ）ニキビ同様、放っておけば無くなると思いその日は放置することに。

翌日、白い部分が大きくなっている￣□￣!?!?　しかも服が擦れるたびに痛い。これはネットで見た「乳腺炎」になるのではと思い、悩んだ結果、まだ出産していないので赤ちゃんの代わりに夫に頼み吸ってもらうことにしました。すると、乳首が捥げる程の激痛！！吸われる時に激痛が走るとネットで見ていたけど、これ程とは…　でも、白斑が出てくる気配なし。ﾁ~ﾝ

さらに翌日、腫れはないものの左胸下部に痛みを感じるようになりました。「これはヤバい」と思い、夫が急いでMatthewにメール✉　すると明日病院へ来るよう指示。

翌朝、左の乳頭全体が白く膨張。病院に到着したもののMatthewは不在だったので代わりに若い女医さん登場。診察の結果、治す方法を２つ提示されました。

①ローションを塗って自然に取れるのを待つ

②切開して溜まったものを取り除く

しかし現状をみると、②で早く中身を取り出した方が良いとの事。私も、あまりの痛みに鬱になりそうだったから「何でもいいから何とかしてくれ～」とお願い。すると「手術扱いだから書類にサインしてね」と….（・・;　手術ですか（大きなため息）

暫くすると看護師２人が器具をもって登場。女医さんが麻酔のスプレーを左胸にプシュー！！しかし待てど待てど効かない…これホンマに麻酔かい？って思ったけど、妊婦にキツイ麻酔はできないからこれが限界だとか。ｶﾞｰﾝ

いよいよ切除。メスを乳頭に軽くプスッと刺すと中から溜まったものが出てきて、それでももう一度、今度は深めにプスッと一刺し。出てこい～出てこい～と胸をグリグリすること１分。すると中からラードの様に少し固まったものがポロリ。これが栓になって胸全体が痛くなり始めてたそうです。麻酔の意味はなく、終始激痛で涙も流れっぱなし。でも取れたからこれで安心♡

原因は”持って生まれた体質”だとか。え゛…元々乳頭で溜まりやすい人がいるそうです。産後赤ちゃんが吸ってくれたらいいんだけどまだ出産前だし、乳頭の皮膚も乾燥しやすい、マッサージを始めるには早いし、だけど母乳になる成分(透明の液体)の分泌が良いってなると、行き場を失ったものが溜まってしまうとか。そして、そういう人は何度もなるんだとか。ガーン

切除の結果、辛かった激痛はその日のうちに収まりました。しかし再発の可能性が高いので、ドクターに勧められたローションを作り、毎日３回マッサージをし始めました。やはり数日後、白斑らしきものが現れましたが、ローションの結果皮膚が柔らかくなっているのか、軽く抑えると中身がピュッ出るようになりました。

最近は、お風呂上りに薄皮がめくれる時も◎◎！薄皮っていっても、ホントに超薄薄。毎日じゃないし、怖くないですょ～

白斑防止ローションの作り方

医師に教えてもらったレシピで作りました。（正確には夫が作りました。妊婦があんなに痛い思いをしたのは、自分に気配りが足らなかったからだ！と何故かPCゲームを削除し、ローション作りで懺悔）　私は何も言ってないけど。笑

≪材料≫ 水　250ml お酢　15ml グレープフルーツシード　5滴

これを、100均で売ってるスプレーボトルに入れてShake Shake!!

自分の胸が酢漬けになるみたいで最初は抵抗あると思うけど、あの痛みをまた味わうくらいなら、酢漬けでもマリネでも我慢します！！笑

超音波検査　妊娠33週

乳腺炎になりかけてから1週間後、最後の超音波検査を受けました。

赤ちゃんは検査中もMovingMoving、技師さんが「Oh,元気なのは素晴らしいことよ」と言いながら手際よく各所撮影終了。撮影データを専属のドクターが確認し「うん、心臓の影がなくなってるね」と一言。

(。´・ω・)ん?心臓の影？初耳だけど。

なんと前回の超音波で心臓に影らしきモノが映っていて気になったと、今更言うんですよ、このおじさん！！ビックリ！心臓って一番大事やん！今言うんかい！！なんもないならいいけどさ～

と少し驚きつつも、最後の超音波を無事終え、帰宅の途につきました。

妊婦検診　新たなドクター４　妊娠35週

相変わらず数日に1度白斑ができるものの、前回メスで小さく切り目を入れたので、入浴後のマッサージで、都度とれるようになしました。

そして、35週目の妊婦検診。陽気なDr,matthewが多忙のため、Dr,Hoffmanという30代の女医さんに診てもらいました。

胎動はどうかと聞かれ「骨盤当たりを叩くから痛い」と言うと、「分かるわ～私も先週出産ばかりだから、最後の1ヵ月大変よね」と軽く出産間もない事をカミングアウト！

（まじか、アメリカは産後復帰が早いっていうけど、翌週から働くドクターって…）

これから羊水の量が減って、胎動が痛く感じることが増えるのでとにかく水分をたくさん摂るよう言われました。

直近に出産経験をしているって、小さな不安も理解してくれるから心強い。後半は夫が質問攻めしまくって、Hoffman若干ビビってたけど、夫の不安が解決したようで何より。（夫がそれほど心配事をかかえているとは知らなかった）

MatthewもHoffmanも信頼できる良いドクターだからこの際どっちでもいいね^^なんて話したりして。

いよいよ臨月　　→アメリカでの妊娠出産⑦

時系列

The following two tabs change content below.

• この記事を書いた人
• 最新の記事

トミー

関西出身、アメリカ在住のライターです。 三十路を目前に一心発起。安定した職を捨て、韓国へ語学留学。日本へ帰国するも、アメリカ人夫と国際結婚しアメリカへ移住。仕事の都合でアメリカ各地を転々とし、現在はLAで子育て奮闘中！ 【アメリカ生活情報、海外での妊娠、出産、育児、国際結婚、外国人夫と日本人妻、海外移住、韓国、韓国語、語学留学、ワーキングホリデー、韓国地元情報、駐在妻】

最新記事 by トミー (全て見る)

• これも癇癪(かんしゃく)なのか - 2020年9月22日
• おうちで Port’s bakery のパンを焼いてみた - 2020年5月20日
• 赤ちゃんのアレルギー予防「READY SET FOOD」 - 2020年3月26日